高谷 VS 岩瀬 vol.2



岩瀬 高谷さん、おはようございます!
高谷 なんだよ、岩瀬、テンション上がってるじゃないか。実家の茶畑の収穫、豊作か。
岩瀬 いやそうじゃなくて。
高谷 なんだよニヤニヤして。
岩瀬 高谷さんもやっと分かってくれたかと思って。
高谷 何?お前の何が分かったって。分かるわけねえだろう、お前の考えていることなんぞ。
岩瀬 そうじゃなくて…
高谷 なんだよ。はっきり言えよ。
岩瀬 わたしぃネットサーフィンとか得意なんですよ。
高谷 運動神経の無いお前が、サーフィンが得意だなんて、聞いたことねえぞ。
岩瀬 だからネットです、ネット。
高谷 そのネットがどうした?
岩瀬 だからネットで「八犬伝」をクリックしますよね。
高谷 それで?
岩瀬   すると一番に、美貌の伏姫と犬の八房の絵が出てきますよね。
高谷 それがどうした。
岩瀬 いやあ、いいんですけどね、高谷さんやっと私の美貌と演技力を評価してくれたのかと思うと、イワセ嬉しくって。
高谷 おい、勘違いだよ。
岩瀬 いいや、照れなくていいですって高谷さん。長かったなーわたしも。
高谷 おい、あのなあー。どっかで妥協しなきゃならないんだ演出は。
岩瀬 抱きよう?何、セクハラ?
高谷 違うだろう。今回二つだ。2つの妥協。
岩瀬 2つってなんですか?
高谷 美貌と演技力……
岩瀬 何か言いました。あんまり小さい声なんで、聞こえなくてわたし。
高谷 あゝ、聞こえない方が、お前の幸せだ…あーあ。
岩瀬 大丈夫ですよ、高谷さん。任せてください、このイワセに。
高谷 まかせられればなー。
岩瀬 なんか声元気ないですよ。年ですか?あっまずい。
高谷 なんだとう!
岩瀬 年のことだけは言うなって岡村さんに言われてたんだ。失礼しまーす。
高谷 アー…